奥さん、俺にしときませんか。

奥さん、俺にしときませんか。のメインビジュアル

作品情報

奥さん、俺にしときませんか。
試し読み

年齢指定:R18

刊行日:2025年10月14日

希望小売価格:990円(10%税込)

柴田/著者
逆月酒乱/イラスト

「――……奥さんは、俺とするの嫌ですか?」 いつも無口で真面目な笹崎の雰囲気からは、まるで想像できない言葉だった。 彼は夫の後輩なのに。イケナイコトだとわかっていても、彼の甘い色気と極上のテクニックに絆され、翻弄されてしまうみやこ。 「奥さん、好きです」「奥さん、俺にしませんか」 真に受けちゃだめとわかっているのに、笹崎の独占欲がみやこを逃がしてくれない―― 甘え上手な肉食絶倫エリート御曹司×モラハラクズ夫に辟易する地味妻、禁断のNTR執着愛!

作品を試し読み♡

インターフォンの音が鳴り響いたのは、深夜二時過ぎのことだった。
SNSに目をすべらせて時間を無為に過ごしていたみやこは、スマートフォンを放り出して慌てて玄関に走っていく。その反応速度は、まるでインターフォンが鳴るのを心待ちにしていたかのようだ。
ドアを開けた先に誰がいるのか予想できて、鍵を開ける間もどきどきと胸が高鳴る。
みやこは静かにドアを開いた。
そこには案の定、泥酔した夫を支える彼の会社の後輩――笹崎和矢の姿があり、みやこは無意識のうちにごくりと生唾を呑んだ。

「こんばんは、みやこさん」

目元を覆うように伸びた前髪の隙間から、黒い瞳が熱く見つめてくる。

『奥さん、好きです』

あの日そう言った彼の目にも、同じ熱があった。
身体に触れる手つきはとても優しくて、そしてその指によってもたらされる快感は刺激的だ。
夫には触れられたことがないような場所まで指で、唇で、舌で愛撫されて、何もわからなくなるほどの快感に全身を支配される感覚は、どれだけ時間が経とうと忘れられそうにない。
自分が気持ちよくなるより、こちらを気持ちよくしたいと尽くされるのは至上の悦びだ。
夫にもあんなに愛された経験はない。
彼はみやこの身体だけではなく、心も求めているのだ。

『奥さん、俺にしときませんか』

切実な表情で、ぐずぐずに蕩けたそこに大きなものをあてがいながら最後の判断を委ねられる。
彼は夫に傷つけられたみやこの心身を癒やし、満たしてくれる。その限りない幸福をたっぷりと教え込まれたあとでは、魅惑的な甘い誘惑に抗うのは不可能に近かった。
たくましい身体に抱かれる心地よさも、淫らな言葉を使って責められる羞恥を超えた興奮も、絶頂のその先も、彼が教えてくれた。――セックスが気持ちいいものだということも、彼に抱かれなければ一生知ることはなかっただろう。
あれをまた味わいたくないと言ったら嘘になる。
何度も反芻しては身体を火照らせた。
彼の瞳を見つめ返すみやこの背筋を甘い痺れが走る。

「――……みやこさん?」

低く落ち着いた声音に名前を呼ばれると、あの夜のことを思い出して子宮がきゅんと疼いた。

奥さん、俺にしときませんか。
奥さん、俺にしときませんか。
R18

奥さん、俺にしときませんか。

柴田/著者
逆月酒乱/イラスト

創刊限定! 書き下ろし特典SS!!

本作をご購入のお客様には、 書き下ろし特典SSが【必ず】ついてきます! webでは読めない、ここだけの濃密で甘い物語を ぜひお楽しみに!